今回は実際にパパ活をしたある女性の体験談を紹介します。
実際にパパ活をしようと思ってから、パパとご飯に行くまでの体験を紹介します。
パパ活アプリのおすすめをまとめた記事もあります!
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私がパパ活を始めようと思ったわけ
私はその時お金がなかった。
会社の給料は、手取りで12万円ほどであり、想像を絶するほどの貧乏暮らしだった。
生活費を引いて残るわずかな給料では、友達との飲み会にも行けず、洋服もたまにし○むらなどで買い物、たまに家で安い缶チューハイを流しこむくらいしかできなかったので、20代の薔薇色の華やかな生活とは無縁であった。
しかしTwitterやInstagramなどのSNSでは、同じ20代なのにフレンチやらブランドバッグやら高級ホテルラウンジでお茶だのなんだの、見ていて腹が立つほど華やかなアカウントばかり。
そういった女子のほとんどの投稿には、タグ付けで《パパ活》というキーワードがあったが、この時はなんとも思っていなかった。
こんな華やかな生活をさせてくれる男の人と出会えるなんてラッキーだなあ。私には無縁だなあ、嘘くさいなあ、とどこか遠い世界のように思っていたのだった。
パパ活体験談の前に…パパ活とは?
ある日、学生の頃から仲の良い友達から半年ぶりに連絡がきた。
「元気?遊ぼうよ」
友達のこの一言をきっかけに私の人生は大きく変わっていったのだった。
「久しぶり!」
久々に会った友達は学生当時の面影を残すことなく、誰だかわからない人になっていた。
私とその友達は、どちらかと言えば学生時代のヒエラルキーでは底辺の地味な集団であったが、久々に会った彼女の雰囲気は、ヒエラルキー上位クラスのキラキラしてる女子集団のものになっていた。
世間話をとりあえずしていたけど、その時の私は多分舐め回すように彼女を見ていたと思う。
「このネックレス○○なの」
突如始まる謎のネックレス自慢だった為、ネックレスのブランド名は忘れてしまった。とりあえずハリーなんちゃらみたいなブランド名だったのはぼんやり覚えている。
しかし、彼女はなぜいきなりこんな華やかな見た目になったのか。バッグだって某高級ブランドのものだ。
この華やかさは、学生時代のヒエラルキーを思い出してしまうほどだった。
と、同時に、私がよく見ていたSNSに登場するあのやたらとゴージャスな女子達のアカウントも思い出したのだった。
「すごい綺麗になったけど、キャバでも始めたの?」
女の人が綺麗になるのは、間違いなく地道な努力が必要だが、それに加えて必要なのはお金だ。ちなみに私は努力嫌いだし、金もない。
当時私は田舎者の脳みその持ち主だったので、華やか=金=キャバクラのイメージしかなかった。
例のパパ活というものは、よほどの運がないとそういったパパに出会えることがないと思い込んでいたのだった。
(東京まで出てキャバクラ勤めてるのかな〜・・・)
(隣の市内のキャバクラかな〜・・・)
色々思いを巡らせていると、予想外の言葉が彼女の口から飛び出てきた。
「パパ活やってるの。あんたもやらない?」
パパ活の意味
パパ活。
自分より大人な年齢の男の人(パパ)とご飯を食べたり、買い物にいったり、デートをしてパパからお小遣いをもらうもの。
彼女もそのパパ活をして洋服やアクセサリーを買ってもらったりしていたようだった。
まさに、あの例のSNSの女子達と同じことをしていたのだった。
パパ活をしようと思ったきっかけ
しかし、自分はどちらかといえば地味で喋りも下手くそな冴えない女子。
どう考えてもパパ活なんかしたらそのパパにがっかりされる可能性がある。
ただ。お金は欲しい。
SNSで話題の女子達と同じような生活をしたい。
「私のパパの友達がそういう風に遊べる女の子と出会いたいって言ってるんだよね」
「え、私みたいな地味な女、嫌がられそうな気がするんだけど」
「そういうパパってギラギラしたキャバ嬢みたいな女の子は苦手だったりするから」
しかし色々と不安しかない。
「美味しい物食べられるし、お手当も貰えるよ」
確かに奨学金の返済はきついし、お金は欲しい。冷凍うどんももう飽きてきた。
最低限の暮らししかできていない貧乏生活は、私の思考回路をブレさせていた。
少し考えてから、私はパパ活OKを出したのだった。
体験談序章「50代経営者のお金持ちパパ」
とりあえずそのパパの連絡先を共有してもらい、やりとりをすることとなった。
そのパパは
・会社経営者
・50代
今までの生き方だったら確実に出会わないであろう《社長さん》という存在。
自分の今働いている会社の社長ですらあまり会ったことないのに、いきなり《社長さん》というすごい男の人とパパ活することになったのだ。
下手なことしたら消されてしまうのではないかという不安、自分が冴えない地味な女のせいで気を悪くして帰ってしまうのではないかという不安。
今回のこのパパ活案件を引き受けたのは失敗だったのではないかと、パパと会う前日まで生きた心地はしなかった。
パパ活に着ていった服装
そして私は、友達の「ズボンよりスカートがいいよ」というアドバイスを忠実に守り、当日に着る洋服のコーディネートを決めてからパパ活デビュー日に備えた。
今でも覚えている。白いブラウスに紺のプリーツスカート。
そして300円ショップで買ったよくわからんネックレスを身につけていったのだった。
待ち合わせ場所は聞いたこともない都内某所のホテルのラウンジだった。ホテルなんてアパホテルしか知らなかった。
調べたらめっちゃ高かった。天井もやたらと高かった。
私はその時死にそうになっていた。
いきなりホテルで待ち合わせという状況に置かれた自分、これはこのあとすぐいきなり部屋に連れこまれて色々とされてしまうのではないかという恐怖。
パパ活デビュー日が私の命日になるかもしれない。。
パパ活体験談「ついにパパとご対面」
待ち合わせ時間17時。
早めに自宅を出た私は、なんと待ち合わせ時間の30分も前に到着してしまったのだった。
なるべくなら、パパ活デビューを華やかなものにして終わらせたい。というよりむしろ無事に終わればそれでいい。
高級ホテルのトイレは綺麗でなぜかパウダールームに椅子がついていた。
自宅の自分の部屋よりトイレの方が綺麗だなと思いながら、粉をはたき、リップを塗り直した。
そして16時50分。
LINEが1通届いた。
「窓際の方のソファで座ってるのが僕です」
ついに来たのだった。
私のパパ活が始まる。
トイレから出てラウンジの方へ向かうと、ジャケットを着たおじさんが一人ソファに座っていた。
この人が私の初めてのパパ活の人!
「初めまして。○○です。●●さんの紹介で・・・」
そう恐る恐る声をかけると、そのおじさんはソファから勢いよく立ち上がりニヤッと私に笑顔をむけたのだった。
(変態っぽい笑顔だ・・・絶対このまま変なところに連れていかれる・・・。)
「初めまして。田中(仮名)です。今日は来てくれてありがとう」
田中さんはのんびりとした口調で、そう挨拶してきてくれた。緊張のあまり気のきいたことも言えず、へへへ、としか返せなかった。
続け様に聞いてくれた「コーヒーで大丈夫?」という質問に対しても、へへへ、としか返せなかった。
変態っぽい笑顔と思ってしまったが、話をしてみると田中さんはまともな人で、優しく、ごく普通な人だった。
六本木のキャバクラなどでウェーイとかやってるようなギラついた感じはなく、物静かで終始ニコニコしている人だった。
パパ活社長に聞く、”今のパパ活”
田中さんが以前仲良くしていた女の子は、パパ活を卒業したらしく、もう会えないらしい。
これが恋人同士とかだったら色々とこじれたり、めんどくさかったりするかもしれないけど、なるほど。
パパ活は、あと腐れなく終わることができるのか。田中さんも意外とあっさりしていた。
「近くのお店、予約してるんだ。そろそろ移動しようか」
パパ活体験談「パパ活デビューVS田中」
私は人生初の鉄板焼き屋さんに行くこととなった。
今までお付き合いしてきた男の人は同い年が多く、お互い気軽に高級店に行けるような身分でもなかったし、我が家も金持ちファミリーではなかったので、人生初の高級なお店はドキドキした。
パパ活は、まさに今までの人生にはなかった新しい経験をさせてくれる。お肉もやわらかい。
よくわからんワインで気が大きくなった私は、もうすでにSNSで活躍しているあの華やかな女子の一員になった気でいた。
そろそろデザートがくるタイミングの頃。
いつも体内に流し込んでいる缶チューハイとは違い、いつもより酔いのまわりが早かった。
フラフラした手つきでワイングラスを持ち上げようとした瞬間。
勢いよく赤ワインをスカートにこぼしてしまったのだった。
紺色のスカートだった為、色が目立たないとはいえ赤ワインをこぼしてしまう粗相をしてしまい、一気に酔いが覚めてしまった。
せっかくのパパ活デビュー、初めて会う男の人の前でひどい失敗をしてしまった。
おしぼりでスカートを一生懸命拭っていると、田中さんがとろんとした目つきで声をかけてきた。
パパ活体験談「ついにお誘いか・・・?」
「大丈夫?飲みすぎちゃったかな?そろそろ移動しようか」
もしかして。
田中さんはパパ活に慣れていない私に、慣れないワインをひたすら飲ませて酔わせてよくわからない状態にさせてホテルに連れてこもうとしてるのでは。
田中さんのとろんとした目つきがすべてを物語っている。
「移動しようか」という言葉で、不安が押し寄せてきた。
そうこうしているうちに、田中さんはお会計を済ませ、なんともスムーズな動きをし始めたのだった。
お店を出ると、田中さんはタクシーを探し始めた。さすが東京都内ということもあり、すぐにタクシーを捕まえられた。
(私まだ心の準備もできてないのにホテルに連れ込もうとしてるのね田中さん・・・)
もはやさっき食べたお肉の味もワインの味も思い出せなくなってるくらい動揺し、心臓もありえん速さで動いていた。
あからさまに不安な顔しながらタクシーに乗り込んだ途端。
「今日はありがとう。乗り換えしやすい駅までタクシーで行きな」
田中さんは一緒にタクシーに乗らなかった。この場で解散しようとしたのだった。
「初めて会ったばかりだしね。今日は帰ろうね」
そこにはとろんとした目つきの田中さんはおらず、ニコニコした田中さんがいた。そして犬のイラストが描かれたポチ袋をそっと私に握らせたのだった。
田中さんとバイバイをし、走るタクシーの中でポチ袋を開けると、1万円札が2枚と、5千円札が入っていた。
あとから聞いたが、5千円札は赤ワインで汚したスカートのクリーニング代にして欲しいとのことだった。
もちろんこんなにお手当が貰えると思わなかったし、なによりお肉がとても美味しかった。またなんと言っても田中さんがいい人すぎたのだった。
変態みたいな笑顔と思ってしまって申し訳なかった。
パパ活体験談「太パパは意外と身近に存在した」
地味な見た目、かつ、お酒をこぼすような失敗をしてしまった私なんかでも、田中さんは気に入ってくれたのだった。
パパ活なんてSNS上のフィクション、絶対に自分にありえない世界だと思っていたが、私でもこんな素敵な人と出会うことができたのだった。
こうして私は無事に初パパ活を終わらせることができたのだった。
その日は、ドキドキしながら帰りの電車で田中さんのことを思い出していた。
田中さんとは今でも仲良く続いている。
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